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痛くないピアスの穴あけ

メディカルピアッシング(耳、臍)

ピアスの穴あけは医療行為です。
最近はセルフピアッサーなども出ているので、自分でも出来ることは事実です。
様々なリスクがあるので、医師として、自己処置せずに医療機関で行うことが安全と考えています。

当院は耳のピアッシングにおいても、クリーム麻酔を行ったのちに35Gスカーレットニードルという特殊な極細針を用いて麻酔を行います。

某院のHP
「ピアスの穴開けよりも麻酔が痛かった」という声があるので当院は麻酔しません


絶対そんなことはありません。

35G相当直極細麻酔用ニードル

35G相当直極細麻酔用ニードル一般的によく使われる麻酔針は33Gですが、当院ではより細い35Gの麻酔針を使用して、刺入れ時の痛みを軽減しております。

ピアッシングニードル 16G

ピアッシングニードル 16G極限まで痛みに配慮したピアッシングが当院の特徴です。
ピアッシングは、ニードルとピアッサーを部位によって使い分けます。

ピアスの穴あけ部位

画像:(Lemon8より)

副作用・リスクについて

  • 不適切な処置を行うと細菌感染を引き起こし、結果的にピアスホールが維持できません。
  • ピアスの材質によっては、金属アレルギーが生じることがあります。皮膚科専門医による適切な判断が重要になります。当院で用いるファーストピアスは金属アレルギーが出現しづらい物を使用しています。
  • 耳、臍などはケロイドの好発部位であり、ピアスケロイドのリスクがあります。早期に、適切に対処しないと耳や臍の一生涯続く変形を来します。
  • 感染やアレルギーを起こすとピアスケロイドを生じやすくなります。

適切な対処を行うために

  • 術前の問診、不用意な損傷を避けた適切な施術、適切な施術後の処置、合併症の早期発見などが重要になります。
  • 当院は経験豊富な形成外科専門医も在籍しており、万が一ピアスケロイドが生じた場合でも、軟膏、テープ剤、注射、手術など、あらゆる対応を取ることができます。

施術の流れ

  1. ピアスを通す部位の確認をして、マーキングをします。
  2. ピアスの打ち込む位置は教科書的な最適位置というものがありますが、なるべく患者さんの希望に沿って決めます。
  3. クリーム麻酔を行います。
  4. 局所麻酔注射を行います。
  5. ピアッサーやニードルを用いてファーストピアスを設置します。
  6. 施術後は4-8週間、ファーストピアスをつけ続ける必要があります。
  7. 施術後は自己処置を行なってもらいます。
  8. 安定するまで定期的な診察を行います。

注意点

  • ケロイド体質の方には施術をお断りさせていただくことがありますので、ご了承ください。
  • ケロイド治療は自費診療となる可能性があります。ご了承ください。

施術料金

初診料:3,300円
※費用はすべて税込となります。

施術 費用(ピアス・麻酔代込み)
耳通常 4,400円
臍ピアス 16,500円
耳軟骨 11,000円

※通常(イアーロブ) 皮膚科、形成外科で対応可能です。
※耳の軟骨ピアス、臍ピアス  形成外科のみで対応可能です。
※軟骨ピアスはファーストピアスを持参していただくことも可能です。 ※場所によっては、ファーストピアスを用意してもらい、別日に施術となることもあります。

よくある質問(Q&A)

ピアスの穴あけ後にどのくらいの期間ケアが必要ですか?

通常、ピアスの穴が完全に治癒するまでには6~8週間程度かかります。その間、消毒や洗浄などのケアを継続して行うことが大切です。詳細なケア方法は医師から指導がありますので、その指示に従ってください。

金属アレルギーがある場合、ピアスを開けても大丈夫ですか?

金属アレルギーがある方でも、アレルギーを引き起こしにくい医療用の金属(例えばチタンやニオブなど)を使用することで、ピアスの穴を開けることが可能です。適切な素材をご案内いたします。

ピアスの穴あけに年齢制限はありますか?

一般的に、未成年者の場合は保護者の同意が必要です。具体的な年齢制限や必要な手続きについては、医療機関にお問い合わせください。また、年齢に関係なく、安全で衛生的な環境でピアスの穴を開けることが重要です。

ピアスの穴あけ後に気をつけるべきことは何ですか?

ピアスの穴あけ後は、以下の点に注意してください。

  • 穴を開けた部分に触れる前に必ず手を洗う。
  • ピアスを回すなど、過度に触らない。
  • アルコールや消毒液で定期的にケアする。
  • 公共のプールや温泉など不衛生な環境を避ける。
  • 異常が見られた場合はすぐに医師に相談する。

ピアスの穴あけ後、どのくらいの期間ピアスを外してはいけませんか?

ピアスの穴が完全に治癒するまでは、少なくとも6~8週間はピアスを外さないことをおすすめします。早期にピアスを外すと、穴が塞がってしまうことがあります。治癒期間中は常にピアスを装着し、適切なケアを続けてください。

ピアスの穴あけ後、腫れや痛みがある場合はどうすればよいですか?

ピアスの穴あけ後に軽度の腫れや痛みがあるのは通常の反応ですが、過度な腫れや激しい痛み、膿が出るなどの異常が見られた場合は、すぐに当院にご相談ください。適切な治療や日常のケアについてご案内し、感染を防ぎ、早期の回復が可能になります。

ピアスはいつからはずして寝てもよいですか?

ピアスの穴が完全に治癒するまでの間(通常6~8週間)は、ピアスを外さずに装着したままにしておくことが推奨されます。治癒後も、ピアスホールが安定するまでの間は、夜間もピアスを装着して寝ることが安心です。具体的なタイミングについては、医師の指示に従ってください。

ファーストピアスは使い回しできますか?

一度使用したファーストピアスを他の人が使うことは、感染リスクがあるため避けてください。また、ファーストピアスは穴をあけるために先がとがっており、せっかく開けて薄皮ができたピアスホールを傷つけてしまう可能性がありますので再利用しないことをお勧めします。

ピアスの穴はどのくらいで塞がりますか?

ピアスホールが完全に治癒した後も、長期間ピアスを外していると徐々に穴が縮小し、最終的に塞がることがあります。塞がる速度は個人差が大きく、数か月から数年かかる場合もあります。特に、ピアスホールが完全に形成される前に外すと、数日から数週間で塞がることがあります。

ピアスホールがコリコリするのはなぜですか?

ピアスホールがコリコリする感触がある場合、それは瘢痕組織(はんこんそしき)が形成されている可能性があります。これはピアスの穴が治癒する過程で正常な反応ですが、過剰な瘢痕組織が形成されるとケロイドや肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)になることがあります。気になる場合は、医師の診察を受けるようにしてください。